瞬く星の下で

ポルノグラフィティ( 色情塗鴉 ) 瞬く星の下で歌詞
1.瞬く星の下で

作詞:新藤晴一
作曲:新藤晴一

見渡す限りの荒野に ひとり立っているんだ そりゃ身震いもするだろう

幼い少女が 夢に見ている 白馬の王子みたいなもの
僕らもどっかで 知らないうちに 期待してしまっていたのかも

不完全なこの世界を 誰かが
描き足してくれるなんてない

信じるという言葉を 君は子供っぽいと笑うかい?
見渡す限りの荒野で 行く先を示すもの
胸に抱いて歩いてこう 世界がわずかに輝く

僕の手にある「運命」という名の分厚い本を眺めている
なぜだろう 今は開く時じゃない そこに何が書かれていても

ろくでもない未来などは知りたくない
それをいつか 愛す事も

人は真実か嘘かをことさら知ろうとするけど
それは長い時の中 何度も入れ替わる
今日の涙は明日の笑顔になったらいいけど

白馬には自分が乗るほうがいい
大切な君の手をとりずっと高くまで行こう

この場所がどこだろうと見上げれば瞬く星
その下で君を思えば 悪くない夜になる
不安を数えた指に温もりが灯る

信じるという言葉を 君は子供っぽいと笑うかい?
見渡す限りの荒野で 行く先を示すもの
胸に抱いて歩いてこう 世界がわずかに輝く


2.極上ランディング

作詞:岡野昭仁
作曲:岡野昭仁

アイドリング終えて 秒読みに入って いざ飛び立とうか
行方は不明だ どこへランディングを決めようか

勘づいているんだ 僕が鈍くたって
時代の温度は低下しているって
こんな風じゃキミの手を握っても
冷たいからって 嫌がるかな

もしも氷河期が来ても夢やら何やらを背負って
暑苦しく氷を溶かす

アイドリングのまま しばらくはキミと待ちぼうけした
見果てぬ世界へ 何度も想いを運んでる

誰かが育てた甘い果実は
喰い尽くされて残骸の山だ
全身全霊で埋もれたままの
小さな希望の種を探そう

きっと不確かな努力でひたすらむなしさの連続
残る進路はこれしかない

勝利に酔うより敗北の味をたくさん知るだろう
だけど酔ってボヤけたままでいるよりも醒めてる頭で
テイクオフを始めた方がいいかも

夜を越えよう 海を越えよう 明日に乗り継ごう
まだ見えない大地 凹凸が激しい土のままだけど
極上のランディングを決めるから キミに目撃者になって欲しい


3.むかいあわせ

作詞:岡野昭仁
作曲:岡野昭仁

おかえり やっと会えた ずいぶん長い旅だった
途中でそっと呼び掛けたけど前を見たまんまで応えなかった
どこへ行けた? 何を見つけた? 誰かのこと好きになった?
もっと笑って話してごらんよ ずいぶんと曇った顔してる

寄り道でもしてみたら景色がもっと鮮やかになる
今素直に受け止めよう この世界のざわめきを尊き日を

心と心をむかいあわせ 優しく輪郭をなぞった
知らずに放って置かれた傷がいくつか残っていたよ
真っ赤に腫れあがるその傷をさすって元どおりにするよ
ゆっくりゆっくり眠ればいい ボクが守ってあげる

ハローグッバイ いろんなことが何度も行ったり来たりで
幸せなこと 悲しくなること 一本の道の上にあったりする

もう少しだけ歩こうよ せっかくここまで来たんだから
誰もがこの道を通るから 陽だまりの場所 尋ねて 向かってみよう

心と心を重ねあわせ 耳を当てて聞きとるメッセージ
消えそうな小さな叫び声がずっと聞こえてくるよ
「どうしてどうして強くなれない?」涙が交じったその言葉
大事に拾って大きくして 空へ運んで行くよ それはボクにしか出来ない

どこにも置き去りにできない ましてや壊すための勇気なんてもっていない
真綿にくるんで この思い抱きかかえる

さよなら また旅へ出るんだね 後ろを振り向かずに行くんだ
まだ見ぬ素敵な景色がある 信じて進んでみよう
心と心をむかいあわせ そこに生まれるものがあるよ
それを人は愛と呼んでいる ボクにも見せておくれよ きっと見つけられるから
あなた あなたに出逢いたい